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もういちど、泳いで遊べる鳥屋野潟に会うために。

潟の健康診断2019レポート(3)

潟の健康診断により、潟の水質や底質の安が安全が確かめられた一方、課題も明らかになった鳥屋野潟(前回記事はこちら)。
地域のみんなで話しあって、5つの提案をまとめました。

その中では、浚渫により水深を深くすることや、年間を通じた水質の把握や対策、プラスチックごみの管理などが挙げられました。
また、グリーンインフラや物質循環など、これからの鳥屋野潟を考えるうえで必要な視点として、いろいろな角度から潟の価値を見直していくことも提案しています。(詳しくは下の画像をクリックしてみてください。PDFが開きます。)

鳥屋野潟をより健康にするための5つのポイント(画像クリックでPDFが開きます。)
画像引用元 : 新潟市南商工振興会「潟ボーイ’s 2019 健康診断編」2020年3月発行

こうして、潟の現状を知ることからはじめ、未来に向けてすべきことをみんなで話し合い、共有することができました。地域の人たちの、鳥屋野潟を想う強い気持ちがあったからこそ、実現したものです。
これからは、今回まとめた5つの提言を実行に移し、継続していくことが大切になってきます。

「もういちど、子どもたちが潟で泳いで遊べる日がくると良いな。」
まだまだ道のりは遠いかも知れませんが、私たちなりにできることを、一つずつやっていくつもりです。
(ちなみに今、鳥屋野潟をステージにして、大人や子どもたちが、潟の環境や地域の持続可能性について知り、深く考えていくきっかけになる様な企画を準備中です!)

昔の鳥屋野潟を知る人も、次世代を担う子どもたちも。それぞれが関心をもち、これからも積極的に潟にかかわっていく気持ちを忘れずにいられたら、とても素敵な場所になっていくのかなあと思っています。